■創刊のごあいさつ
ついに創刊となりました。編集担当の本多泰輔(ほんだ たいすけ)です。よろしくお願いします。
メルマガは初めての経験であり、根っからの小心者なので、本当は読んでる人がだれもいないのではないかと不安です。
日本では年間に6万9000点を超える新刊(単行本)が出版されているといわれます。この中でビジネス関係の本はどのくらいでしょうか。
1割として6900点出ているわけですね。信じられない数ですね。でも最近は老舗大手出版社もビジネス書のジャンルに進出してますから、そのくらいあるかもしれません。
つまり実務の専門家であるコンサルタントの方々にとって出版のチャンスは膨大にあるのです。そのわりに出版社から執筆依頼の連絡が来ないのはなぜ?不思議ですね。
電話が壊れているか、秘書が出版社からの電話を何かのセールスと間違えて握りつぶしている可能性があります。一度疑ってみた方がいいかもしれません。
疑いが晴れたら、次にあなたが世間に発表した文章がどのくらいあるかを確認してみましょう。
編集部員は超能力のあるなしでは採用されておりません(そういう基準で採用しているところもあるらしいですがビジネス書の版元ではありません)し、CIAのように特殊な情報網も持っておりませんので、世間の人々同様にTV、新聞や雑誌、または出版物で著者を探しています。
つまりこつこつ本屋さんで探しているのです。ですから表面に出てこない媒体で活躍されている人々のことや実務(教育研修やコンサルティング)の達人については全くといっていいほど知りません。
「何が言いたいんだ?要するにこのメルマガの宣伝か」ご慧眼、畏れ入りました。そのとおりです。
このメルマガの目的は、本を出そうと思っている人と版元をつなぐための媒体となることです。そして、本を出そうと思っている人に、出版までにいくつかあるハードル(そう高いものではありません)を越えるちょっとしたテクニックをお伝えしようと思っています。
お代は見てのお帰りでもなくて、ただ今のところお帰りもタダですので、お気軽にご一読ください。
■“YES,NO”で判定!あなたの出版適性度チェック
で、栄えある創刊号のテーマは「あなたは本を書くのに向いた人?それとも・・・」です。
端から妙なウンチクや無意味な理屈をこねるのもご迷惑と思いますので、一回目はちょっと時期は逸しましたが、正月の遊び「すごろく」風にあなたの出版適性を測ってみましょう。
あ、サイコロいりませんから。
【あなたの出版適性すごろく】c.consulgent
≫スタート
≫≫文章を書くのは苦手 →YESならDへ NOならAへ
A.アイデアが浮かぶとすぐメモする
→YESならBへ NOならCへ
B.計画通りに行動するほうだ
→YESならGへ NOならHへ
C.書く材料は手元に豊富にある
→YESならBへ NOならSへ
D.人前で話すのは得意
→YESならEへ NOならFへ
E.本を出すのも仕事のうちだ
→YESならIへ NOならJへ
F.専門分野を持っている
→YESならCへ NOなら(8)アガリです
G.独創的な方だ
→YESならKへ NOならHへ
H.パートナーとうまくやれるほうだ
→YESなら(9)アガリです NOなら(8)アガリです
I.自分の考えやスキルに自信がある
→YESならLへ NOならMへ
J.いつも何かを考えている
→YESならFへ NOならLへ
K.書いた文章は必ず読み返す
→YESならQへ NOならNへ
L.知らないことはすぐ調べる
→YESならOへ NOならPへ
M.人に教えるのが上手い
→YESならSへ NOならFへ
N.周囲から出版を勧められる
→YESならRへ NOなら(9)アガリです
O.人に教えを請うことに抵抗ない
→YESなら(7)アガリです NOなら(6)アガリです
P.独創的だと人にいわれることがある
→YESなら(5)アガリです NOなら(6)アガリです
Q.資料探しは苦にならない
→YESなら(1)アガリです NOなら(9)アガリです
R.慎重なほうだ
→YESなら(2)アガリです NOなら(3)アガリです
S.謙虚だとよく人にいわれる
→YESなら(4)アガリです NOならPです
≫≫≫アガリ(適性結果)
(1)適性あり!あとは企画次第です。明日の印税生活をめざしてさっそくスタートしましょう
(2)意外に才能ありなのかもしれません。思い切ってやってみればトントン拍子にいくカモ
(3)すらすらと筆が走るあなた、引用文や参考資料はうっかりすると著作権侵害です!注意しましょう
(4)現場一筋の実務家肌ですね。貴重な体験の蓄積は必ず大輪の花を咲かせます
(5)口述筆記という方法もあります。良きライター・協力者に出合えればベストセラーも夢じゃない!
(6)自他共に認める実力者のあなた、でも世間は本物を知りません。まず専門誌への寄稿から始めては
(7)どこかで誰かがきっとあなたを待ってます。いつかよき編集者に巡りあうまでチャレンジを続けましょう!
(8)人生にはいつか一冊の本が・・・。あせらずあきらめず時が熟すのを待ちましょう
(9)あなたを補佐してくれるよき協力者、編集者と二人三脚で。きっと良い本が出来ます
「ただのYES,NOクイズじゃないか、根拠あんのか」と言う声が聞こえてきそうです。
でも、案外いい線ついてると思いませんでしたか?特に(1)、(2)に行き着いた方。
ではご本人の適性がわかったとろで、次号では第2のステップ、敵を知り己を知れば百戦危うからず、敵(編集者)の正体に迫ります。
一体彼らはなにを考えているのでしょうか。次号「現役ビジネス書編集長に一問一答、出版社が求めている著者!」をお待ちください。
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