おはようございます。本多泰輔です。
この前ゴマブックスの民事再生のことを書きましたが、ゴマブックスは、ごま書房とはまったく違う会社ですのでお間違えのないように。よく間違えられるそうです。
今回の一件は、間違えられるとシャレじゃすみませんのでね。念のため付け加えました。
ゴマブックスがらみでもうひとつ、噂のレベルですが、今回同社が民事再生を余儀なくされたのは、辞めた社員が社内事情を2CH等のネット掲示板に大量に流したことが背景にあると言われています。
つまり、掲示板を見た書店さんが一斉に同社の本を返品したため、急激に資金繰りが悪くなり、ついにギブアップしたと。
ネット掲示板の情報に、それほどの信憑性を感じる書店さんはいないと思いますが、なんとなく今日的な話ではあります。
旧聞に属しますが、食品偽装事件のネタ元、つまりタレこんだ人物はことごとく、それぞれの会社で役員クラスの立場だった人でしたから、今や人事労務問題は会社の危機管理の問題に直結しています。
上手な辞めさせかたをしないと、会社がいきなりピンチになってしまいますね。
■またセミナーやります
3月に、このメルマガのテーマでセミナーをやりました。志の篤いかたがたが、7名ほどご参加くださいました。ありがたいことです。
それでまたセミナーをやることにしました。
今回は、わたしだけでは新鮮味がないので、バリバリのビジネス書編集長(だった)にも講師をやっていただくことにしています。
一応、今回の売りはそのへんですね。
以下セミナーのご案内です。
…………………………………………………………………
◎ビジネス出版社『中経出版』の元・編集長のセミナー開催決定!
(10/16金曜 15:00〜17:45 東京)
http://www.keieido.net/publish-seminar.html
ビジネス書の有力出版社である『中経出版』にて今年3月まで現役の編集長を務めていた奥平恵氏による、初めてのセミナーです!
(注:今回が最初で最後になるかも?しれません。)
奥平氏は、中経出版をはじめ出版業界で30年以上のキャリアをもつベテラン編集者で、現在も中経出版のアドバイザーとして外部から企画を提供したり、他の出版社へも企画提供や執筆・編集業務を行っている第一線のプロフェッショナル。
そんな奥平氏の経験から、これからビジネス関係の出版を目指す方、2冊目・3冊目を目指す方へ、出版社側の本音をお話します!
さらに後半のパートでは、本メルマガ編集長としてビジネス出版社OBならではの内部情報や毒舌を披露してきた本多泰輔が、何としてでも本を出したいという方のために、より今日的かつ実践的なレクチャーをさせて戴きます。
これからビジネス書を出したい、2冊目・3冊目を狙いたい、という方には、きっとご参考になる、ここでしか聞けない豪華2本立ての内容だと思います。
※あまり大きな声では言えませんが・・・出版業界のインサイダーとして豊富な人脈・コネクションをもつ講師のお二人と名刺交換して、企画を見てもらうことが一番の出版への近道かもしれません!
先着順で締め切りますので、ご興味ある方は、ぜひお早めにお申し込みください。
<予定内容>
●第1部:ビジネス出版社の元編集長が語る、出版社側の考え方
1.著者が知らない出版社のインサイダー事情
・ビジネス出版社の編集者はどんな仕事をしているのか
2.ビジネス出版社が企画を決定するプロセスとは?
・編集会議の内幕と本を出す決裁権限
3.持ち込まれる企画書・原稿は実際にどうなっているのか?
・実際に送られてくる企画書、原稿のゆくえ
4.編集者の目に留まる企画書のポイント
・こんな企画書が注目される、こんな企画書はダメ
5.確実に本を出したい方への実践的なアドバイス
・忙しくて書く時間がない人でも本は出せる
●第2部:本が売れない時代に出版するためのポイントとは?
1.出版の効果
・なぜ、2冊目、3冊目の著書があったほうがよいのか
2.出版社を攻略する方法
・刊行スケジュールのエアポケット
・企画の穴と狙い目の出版傾向
3.なぜあの人は次から次へと本が出せるのか
・目標は年間3冊
4.著書づくりのファクトリーをつくろう
・企画書も原稿も書かない作家たち
※当日の講演内容は一部変更になる可能性もございます。
◆開催日時
10月16日(金)大安 15:00〜17:45(開場14:30)
◆場所
ちよだプラットフォームスクエア 5階会議室にて
◆対象
ビジネス書の分野での著者デビュー、出版を目指していらっしゃる方。(とくにコンサルタントや研修講師の方、歓迎します)
◆定員
15名を予定 ※先着順に受付
◆会費
15,000円
◆お申し込みフォーム
http://www.keieido.net/publish-seminar.html
<受講者特典!>
出版企画書をご準備できる方には、本多氏より、内容に対してコメント・アドバイスをさせていただきます。また有望な企画につきましては、ご希望に応じて出版実現に向けた支援(プロデュース)をさせていただきます。
|