■経歴
産業能率短期大学卒業。大手省力化機器メーカー、大手ソフトウエアハウス、生産財販売代理店などで製造現場、生産管理、システム、製品開発、営業などの実務を経験する。この間、生産管理システムの改善による在庫削減、顧客サービスの向上、調達コストの削減、新製品開発における目標原価の達成支援などの業務を通じてコストダウンなどを実現する。1998年日本コストプランニング株式会社を設立。
◆著書 『設計者のための「コスト見積り力養成講座」』 『エンジニアが知っておかなければならない「原価管理入門スクール」』(通信教育) 『業務別に見直すコストダウンの進め方―製造部門はもちろん間接部門のコスト低減策まで』 『ウルトラ入門これならできる!「経営分析」―儲かっている会社のナゾも危ない会社の兆候も数字でわかる!』 『原価管理―原価の基礎から戦略的コスト・マネジメントまで』
■実績
企業の第一の目的は利益の獲得にあります。弊社では、製造業を中心に製品のコスト面を切り口に、コスト見積りを活用したコストダウンとコストマネジメント体制の構築を指導し、儲ける会社のしくみ作りを支援しています。
とくに近年は、製品の設計段階での目標原価達成のためのしくみ作りを中心にコンサルティング活動を実践しています。
また、そのツールとして自社で開発しました機械加工品および板金加工品の見積りソフトを用い、理論的・科学的にコストを算出できるしくみを短期間に構築しています。
コストダウン・コンサルティングでは、以下のような成果を上げています。
1)設計部門での目標原価達成のためのコストの作りこみ 製品の開発・設計では、創造力とともにコスト評価力が求められています。それは、目標原価をいかに達成するかを検討していくことです。製品に要求される品質や性能を満たし、なおかつ最適なコストを達成するために、設計に必要な加工に関する技術とコストの関係を明らかにし、目標原価達成を着実に実現するためのしくみ作りを指導しています。
2)購買部門では調達品のコスト査定力 外注加工品および購入品について、その価格の妥当性を査定するために必要なコスト情報を提供し、即効性のあるコストダウンを指導しています。
3)製造部門では生産現場のコスト改善力 生産現場のものづくり力は、ものづくり技術と管理技術の結果であり、コストに反映されます。コストダウンの要素とその改善効果の情報提供を行い、効果的なコスト改善を図る指導をしています。
4)販売部門では採算の取れる受注獲得力 顧客への売上金額だけを考えるのではなく、製品別に採算性を把握し、儲かる営業活動へのコスト見積力とそのしくみ作りを指導しています。
5)経営管理ではコスト競争強化力 企業の製品競争力を高めるために、コスト・ベンチマーキングの基礎資料を提供できるしくみ作りを指導しています。企業の競争力を高め、儲かる体質を強化することができます。
■資格
・経営士(生産部門) ・生産士1級
■セミナーテーマ
「購買担当のためのコストダウンを具体的に実現する「技談力」向上セミナー 」 「設計者向けコスト見積り力養成講座」 「図面からコストを見積る力のトレーニング」 「設計図面から考える最適コスト見積とコストダウンの進め方」 「設計図面から考える加工コストの見積り法とストダウンの実践演習」 「機械加工における最適コスト算出の進め方とコストダウンへの活かし方〜PCによる演習・デモ付〜」・・・など
■PR・特記事項
見積ソフトについて、機械加工品では「コスト・シミュレーター」、「切削・研削コストテーブル」、「簡単見積切削品」板金加工品では「コスト算定システム」、「簡単見積板金品」の5種類を開発し、販売している。また、クライアントに対応したカスタマイズも行っています。
コスト啓蒙活動のために「コスト・ベンチマーキングのポイント」や「マテリアルフローコスト会計によるコストダウンの進め方」、「生産管理システムとコストダウン」、「コストテーブルを活用したコストダウン事例」など11点の無料レポートを提供しています。
■報酬基準
◎コンサルティング・・・1日150,000〜 ※旅費・交通費(宿泊費含む)は実費 ◎セミナー・研修・・・1日120,000〜 ※旅費・交通費(宿泊費含む)は実費
■主な著書
『設計者のためのコスト見積もり力養成講座』
設計業務を進めていくうえで必要になるコストを見積もるための知識とコストダウンのための着眼点を提供するコストダウン設計の入門書。基本的な算出方法を学ぶとともに、加工種別ごとの具体的な事例図面を見ながらその着眼点を指摘し、安く作るための設計ノウハウと併せて学べる。
『業務別に見直すコストダウンの進め方―製造部門はもちろん間接部門のコスト低減策まで』
収益性の向上を図るためにコストダウンは、永遠のテーマです。このコストダウンを効果的に進める上で、製品開発や調達、製造、販売などの各業務ごとに着眼すべきポイントをについて紹介しています。
『ウルトラ入門これならできる!「経営分析」―儲かっている会社のナゾも危ない会社の兆候も数字でわかる!』
経営分析にこれだけは必要な指標に絞って紹介。およそ20の基本的な指標を含めて全体でも30を少し超える程度にとどめ、求めるための公式・特徴を各パートの最初で説明。考え方・求め方はもちろん、シミュレーションも示す。
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