エイチエスインターナショナルの板倉です。
今の中小企業に必要なのは「中小企業同士のM&A」です。
M&Aと聞いて「それは大企業の話だろう」と思われる方も多いはずです。
日経新聞では大手企業のM&A、TOBや、三角合併のニュースがよく聞かれ、日本の企業にも合併、企業買収といった動きが盛んに見られるようになりました。
しかし、M&A、TOBというのは、日本の株式会社の80%以上を占める中小企業こそが採用すべき戦略だ!と私は考えています。
それはなぜなのか?
とくに年商30億円までの中小企業は、
▼スケールメリットを活かせず、
▼同業他社との受注競争や価格競争で疲弊し、
▼設備投資の負担と借入返済に苦しみ、
結果、思い切った成長戦略が描けないという現実を、私は数多く見てきました。
さらに後継者不在という事情が重なって、身動きがとれないケースも多くあります。
この状況を打開する方策こそが「M&A」です。
他社を買収したい場合も、また自社を合併して欲しい場合も、それぞれの事情に合わせて、
「より強くなるためのM&A」
について、経営トップの戦略的な見地から、お話したいと思います。
いわゆるM&A仲介・斡旋会社のセミナーとは違った切り口で、自社の財産を守り、より会社を強くしたいという「経営トップの視点」でお話します。
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