良いコンサルタントは、経験、知識があり、一緒に考えます。しかし、コンサルタントには絶対わからない部分があります。それは、「人」です。もっというと「人の感情」「人間関係」です。そこを理解、共有することで、コンサルタントのパフォーマンスは上がります。なぜなら、往々にして、それらは問題の根本だったりするからです。コンサルタントに、それらを理解、共有できるような場を与えてくださると、良いと思います。
第494号 『企業人材とサッカー日本代表〜社外出向のススメ』に掲載
小林 茂雄
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最近の経営環境はとにかくそのスピードが半端ではありません。自社で問題解決することも大切なことですが、コンサルタントをうまく活用して他社に一歩先んじるという感覚も重要です。いまどき、まともな会社ならばコンサルタントの一人や二人は絶対に雇っているものですから。ただ、コンサルタントとの相性は重要です。ホームページや書籍、雑誌への投稿記事などをよく調べた上で、面談し、相性の良さを感じた上で依頼することをお勧めします。
第493号 『人材のパワーアップを伴う経営変革を!』に掲載
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コンサルティングの手順やプロセスを評価することが重要です。コンサルタントが提案する、この手順やプロセスを診て、自分達が目論んでいる結果や果実が本当に得られるかどうかを評価できなくてはなりません。「あっ!、こういう方法や考え方があったのか!」あるいは「このやり方なら上手くいきそうだ!」と思えるように、コンサルティングの手順やプロセスを契約前にコンサルタントと議論し、共有することが成功の秘訣です。決して丸投げをしてはなりません。
第489号 『改革は、経営の実態と業務の実態を知ることが決め手』に掲載
佐藤 誠
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坂野 泰士
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コンサルタントは、「解決してくれる人」ではありません。実際に動いているのは自社のスタッフであり、経営者自身です。コンサルタントは、専門的ノウハウを持った第三者視点を提供できるパートナーです。自社に何を吸収するかを意識して活用頂く事が、「企業の力」とする為には大切だと感じています。
第482号 『中小だからこそブランディングが重要になっています』に掲載
星野 善宣
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沢山、コンサルティング会社があり、どの会社にしようか?と悩んでいる方は大勢いらっしゃると思います。私が感じるのは、コンサルティング会社が何をどう改善するか?で選ぶのではなく、クライアント様(貴方様)の想いに共感して「伴走」してくれるコンサルティング会社が良いと思います。絵に例えるならば、コンサルティング会社が主導して絵を描くのでもなく、貴方が描いた絵を否定するのでもなく、貴方にとって最高の絵が描けるようにとことん付き合ってくれるコンサルタントが良いと思います。
第481号 『できない理由を聞けば成果は上がる!?』に掲載
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細渕 昭宏
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単に目先の問題を解決する為に依頼をするのではなく、自社の社員の成長のためになるような、そして、先の問題をその成長した社員が解決できることをイメージしてコンサルタントを選んでください。
第476号 『フレームワークのトラップ』に掲載
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最近即効性を求められたり、成果のコミットを求められることが多々ありますが、PDCAサイクルを回し、成功するための方法を一緒に考えるのがコンサルタントだと思います。コンサルタント任せにせず、自分たちで何とかするんだ!という強い意志の上で、自社に足りない部分をコンサルタントに依頼された方が成果が出やすいと思います。
第474号 『酒気帯び運転を絶対にしていない!って言い切れますか?』に掲載
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自社の枠にはない発想を持ち合わせるマネジメントの触媒だと考えて欲しいですね。コンサルタントは触媒ですから、もともと化学反応が起きない土壌では活躍できません。こうした意味で外注業者とも違います。あくまで企業と一体となって意味のある仕事になるということをご理解していただければ嬉しいです。
第472号 『非合理経営のススメ』に掲載
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