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どうして? |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。今回のテーマはセミナー。
マーケティング戦略の打ち合わせをしていて、「サイトのトップページは
こうあるべきだ」とか、「広告のヘッドラインはこうでなければいけない」と
自説に固執する経営者が間々いらっしゃいます。
何故かと問うと、「参加したセミナーで講師が言っていたから」とか
「ノウハウ本に書いてあったから」と仰る。
それでは、そのノウハウとやらを使うとお客様に対してどういう効果があるのですかと
重ねて問うと、「さぁ、よく分かりませんが、それが効果的と教わりました」とか。
理由も分からず受け売りの方法論だけを採用しても、結果は予測できません。
要は成り行き任せということですから、そんなものは戦略でも戦術でもありませんよ。
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方程式と定理 |
セミナーに参加したり、本を読んだりして勉強をする姿勢は、経営者として
素晴らしいことだと思います。
但し、そこで述べられている方法論を盲信的に採用するのではなく
先ずその論旨なり理由を充分理解した上で、自社に当てはまるものを選択し
或いは自社向けにアレンジして採り入れることが重要です。
マーケティング関連のセミナーを大別すると、最新の事例や新技術等を紹介するものと
普遍的な考え方を伝えるものがあります。
前者は、最新の情報を把握する上で有益であり、そのまま自社に応用可能
(に思えるよう)なノウハウも多いのですが、すぐに陳腐化する可能性があります。
ですから、いつまでもそのノウハウに固執するのではなく、自社で採用する場合
今でも通用するものか否かは、常に確認しなければなりません。
一方、『考え方=マーケティング思考法』は、一朝一夕に変わるものではありません。
但し、そのまま解法を与えるものではないので、自ら考えなければなりません。
いわば、ノウハウは方程式、思考法は定理といったところでしょうか。
どちらが重要であるとか、どちらを選ぶべきであるとかいう問題ではありません。
受講者自身が、きちんと本質を理解して使い分けることが重要であり
実際に有効活用してこそ、初めて「実学」として活きるのです。
今日の一言: 本質を理解し、使ってこそ「実学」
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