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独立します!? |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。今回のテーマは人材育成。
仕事柄、過去に手掛けたコピーやプロモーションを目にしたり、かつての新規事業が
基幹事業へと成長している姿を目にすることが間々あります。
『市場にプラスアルファの価値創造を』を標榜する身としては
それはそれで、時に懐かしく、嬉しいことではあります。
しかしながら、かつての部下や共に仕事をした仲間たちが活躍している姿に
勝るものはありません。
先般、かつての部下の一人が突然やって来て
「マーケティング・コンサルタントして独立することにしました」と。
営業の最前線で活躍してきた彼がコンサルタントと聞いて、正直なところ
戸惑いを禁じ得ませんでした。
まさか、リストラに遭って「でもしかコンサルタント」(旧い言い回しですね!)では?
と危惧しましたが、「以前からそれを目指して準備していた」と涼しい顔の本人。
マーケティング理論の習得と、マネジメント経験の不足を補うため、激務の傍ら
MBAを取得し、更に独立後のクライアントも確保済み。これなら大丈夫。
聞けば、営業畑一筋の彼がコンサルタントを志したきっかけは、僅か1年にも満たない
私との新規事業プロジェクトにおける経験にあったといいます。
新規事業の立ち上げを進めながら、私の仕事を間近で見て、営業としてだけではなく
「いつかは事業全体をプロデュースして行く仕事をしてみたい」と考えたそうです。
その後も営業の第一線で活躍しながら、常に視点を上に置いて
自分であればどのように事業を取り進めるかを意識していました。
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目標が明確であれば、人は育つものです |
プロジェクト終了後も何度か酒食を共にし、時には仕事上の相談にも乗りましたが
その内容は常に、課題に対する解決策ではなく『課題の本質追求と対策の考え方』。
ですから、私自身が育てたというのはおこがましく、彼自身の資質や努力により
自ら成長して行ったといえます。
ともあれ、人が育つということは無上の喜びであり、市場にとっても
大きな価値創造であると言えるでしょう。
そういえば、タモリさんが故赤塚不二夫氏への弔辞で「私もあなたの作品の一つです」
と仰っていましたが、あれは故人に対する最大級の賛辞ですね。
かくして、私たちが組織するプロフェッショナル・ネットワークに、また一人
強力な新戦力が加わることになったのでした。
今日の一言: 目標を示すが 『育て』の事始め
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