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とっても期待していたのですが・・・ |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。今回のテーマはデータベース・マーケティング。
データベース・マーケティングとは、その名の通り顧客のプロファイルや購買行動を
データベース化し、それに基づいて戦略を立てるマーケティング手法です。
CRM(Customer Relationship Management)やOne-to-One Marketingの基本であり
就中WEBマーケティングはデータベース・マーケティングそのものといえます。
かつて、中堅アパレル企業のマーケティングを担当していた時、あるIT企業から
データベース・マーケティング手法の導入提案をしたい旨売り込みがありました。
その会社は某流通大手企業の子会社で、親会社はかつて日本における
データベース・マーケティング黎明期にセブン・イレブンと並び称される牽引役でした。
そのノウハウを、子会社を通じて外部に販売することになったと聞き
往時を知るものとして、大いに期待と興味を持ってプレゼンに臨んだのでした。
「当社は、データベース・マーケティングを牽引してきたノウハウを
ぜひ他の流通企業様にご活用いただこうと・・・。」
よく存じておりますよ。かつては色々と勉強させていただきました。
「そうですか。それでは、説明不要ですね。早速、機能をご覧戴きましょう」。
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こんなはずでは・・・ |
意気揚々と始まったプレゼン。次々と繰り出される美しいグラフィック。
曰く「このように広告のレスポンス率が一目でご覧いただけます。
ビジュアルの切り替えもワンタッチです」と。
広告の費用対効果はどのように算出されるのですかと問うと
「それは、使用した広告費用をご入力いただくとグラフで・・・」。
それでは売上金額に対する広告費率であって、広告効果に対する
広告費率では無いですよね、と重ねて問うと「それは算出できません」と。
当社ではやっていますけど。
「・・・」
「今度はイベントの実績評価です。来客数、購買客数、購買点数が
このように表示されます。」
とても見易いですね。では、このデータを基に、結果を予測することはできますか。
「実績を分析するためのツールですので、そこまでの機能はありませんが・・・」と。
当社では、かなりの精度で予測できているのですが、と言うと
「今度、ぜひいろいろと教えてください。」と這う這うの体でお帰りになりました。
ITの急速な進歩により、データベース・マーケティングの技術は日々進化しています。
しかしながら、分析は人次第。人の成長がそれについて行けるか。
日々精進あるのみですね。
今日の一言: ハイテクを生かすも殺すも 人次第
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