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この時期、とても多いんです |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。今回のテーマは事業再生。
毎年のことながら、年末に向けて事業の立て直し、というより資金繰りを含めた
駆け込みのご相談が増えてきます。
中には年末商戦に向けた積極的なご相談もありますが、八方塞で
「もう少し早くご相談いただければ」というケースも少なくありません。
状況を悪化させる前であれば、打開策には様々な選択肢があります。
しかしながら、判断が遅れれば遅れる程、打ち手は減少して行きます。
最悪の場合、『事ここに至っては為す術無し』ということにもなりかねません。
正確な状況認識と迅速な判断。
それこそが、危機脱出のための唯一の方法です。
頭では理解していても、なかなか決断できない。
そんな経営者には、典型的な3つのパターンがあります。
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判断を遅らせる3つのパターン |
第1は、根拠無き楽観。
「例年、12月には売上が伸びる。今年もそれで落ち込み分を補填できるに違いない。」
「春先に銀行の担当者が融資を仄めかしていた。いざとなれば借り入れできるだろう。」
何れも根拠無き楽観と言わざるを得ません。
特別な手を打っていなければ、年初来のマイナス基調が12月だけプラスに転じる
可能性はありませんし、半年も前の銀行の方針が今も変わらないとは限りません。
そもそも一担当者レベルの言葉では融資を受けられるという保証にはなりませんよ。
第2は、意味無き他社との比較。
同業他社の倒産を見て「あの会社より状況はまし」だとか、業界内の噂話に耳を傾け
「どこそこは危ないらしい」などと聞き、何故か安心してしまう。
他社の経営状況は、御社の業績とは全く関係ありませんから。
そんな暇があったら、自社がどうすべきかを真剣に考えましょうよ。
第3は、優柔不断による判断の先送り。
何事によらず、改革に際しては自らの変化が必要です。
変化することを躊躇っていては、前へは進めません。
また、改革には相応のリスクを伴います。変化しないリスクと改革のリスク。
リスク判断こそが、経営です。
方向性とタイミング。ここを誤ってはいけません。
今日の一言: 判断の 時期誤れば 命取り
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