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自社の競合を正しく理解しているか? |
あなたは、自社の競合が誰か正確に理解しているでしょうか。「そんなの、同業他社に決
まっているだろ!」という答えが返ってきそうですが、実はそれは正しくありません。
試しに、次の質問について考えてみてください。
(1)NTTドコモの携帯電話の競合は?
(2)アサヒスーパードライの競合は?
(1)NTTドコモの携帯電話の競合
携帯電話という視点で見れば、auやソフトバンクが競合として考えられますが、それだけ
では不十分です。
携帯型の情報発信機器という視点で考えると、iPadなどスマートメディアが競合になりま
す。また、友人とコミュニケーションするツールという視点では、ミクシィなどのSNSが
競合になるでしょう。
さらに、友人と楽しい時間を過ごすツールという視点では、カラオケ店やファストフォー
ド店などを顧慮しなければなりません。
(2)アサヒスーパードライの競合
キリンやサッポロなど、他社メーカーのビールはもちろん、発泡酒や第三のビール、チュ
ーハイやハイボール、ワインなどが競合になるでしょう。
しかし、アルコール類だけが競合とは限らないのです。お酒をあまり飲まない人たちをタ
ーゲットする場合は、ソフトドリンクとの競争を考えなければなりません。
また、のどを潤すという視点で見れば、アイスクリームやスイーツなども競合として考え
る必要があるでしょう。
狭い範囲で競合を考えてはいけません。競合は同業他社だけとは限らないからです。
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競合を考えるときは顧客の財布を考える! |
自社の競合が何かを正確に理解するには、顧客の財布を考えるとよいでしょう。
ドラッカーは、競合を考える際、「顧客が限りあるお金をどこに使うかを考えなければな
らない」と述べています。
顧客が、限りあるお金を何に使うかを決めますが、その購買リストの順位づけで後回しに
なったり、漏れたりすれば、あなたの会社の商品は買ってもらえなくなるのです。
顧客の購買余力や投資目的などを調べ、他の購入予定商品よりも、自社の商品の方を優先
して買ってもらえるように働きかける必要があります。
そのために、ドラッカーは、「経済的メリット」「精神的メリット」「物理的メリット」
を訴求する必要があると主張しています。
あなたの会社の商品が、これらのどのメリットがあるのか、一度分析してみてください。
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