|
人材育成に困っていませんか? |
昨年から、当社のコンサルティングで人材育成のテーマが非常に増えている。
当社は、研修専門の会社ではないが、クライアント先の改善・改革テーマで活動している
中で人材育成のテーマが度々発生する。事実NTTレゾナントが調査した企業の「経営層が
認識している内部的な課題」によると、2009年度は「収益性の向上」がトップテーマだっ
たが、2010年度は「人材育成」がトップになっていた。
何故、最近人材育成のニーズが増えているかと考えると、1つは企業を取り巻く環境が
悪い中で、業績をあげる為により一人一人の能力向上が重要なテーマになっている事と団
塊世代の定年退職に絡み、中堅の人材育成の必要性が高まっているためではないかと思
う。
このような環境下で現在、経営戦略、経営管理、人事労務管理、財務管理、マネジメン
ト、コミュニケーション等の基礎的な研修と、実際の組織の課題を取り上げ、その問題解
決をするような実践的研修を実施している。
|
3つの人材育成方法 |
人材育成方法は様々な方法論があるが、私は次の3つの区分で考えている。
1.ON THE JOBトレーニング
実務を遂行しながら教育を実施する。
2.OFF THE JOBトレーニング
座学で教育を実施する。
代表的テーマとして経営戦略、経営管理、マネジメント、コミュニケーション、財務会
計、人事労務、営業管理、生産管理、マーケティング、商品企画、設計改善、購買管理、
製造管理がある。
3.ON&OFF THE JOBトレーニング
改善活動等のPJ活動等を実施しながら教育を実施する。
代表的改善テーマとして収益改善、コストリダクション、生産改善、売上拡大、業務改
善がある。
この3つのトレーニング法の中でOFF THE JOBトレーニングでは単なる知識教育ではな
く、現場確認やケーススタディを多く取り入れ、研修メンバーに考える力を養ってもらっ
ている。またON&OFF THE JOBトレーニングでは、社内の重要な改善課題を取り上げ、この
改善活動を通して成果を出すことによりPJメンバーの能力アップを図っている。
OFF THE JOBトレーニングで基本的知識を教育し、この知識をON THE JOBトレーニング
で実践的に身につけ、さらにON&OFF THE JOBトレーニングで磨きをかける。こんな教育体
系が望ましいと考える。
|
一方通行・一過性の教育になっていませんか? |
人材育成の方法論は色々あると思うが会社側の教育に投資する姿勢と研修メンバーの学
ぶ姿勢がうまく噛み合って、はじめて成果が出ると考える。同時に一過性の教育ではな
く、継続的な教育が重要だと思う。
当社では、研修メンバーが積極的に研修に参加するような働き掛けを行っている。参加
型の研修を行うことで、その企業の問題点なども研修を通して洗い出すことができる。そ
こから、企業風土改革へもつながっていくのである。
私は常々経営コンサルタントの役割で最も重要な事は人材育成が基本と考えてきたが、
この考え方がより重要になっている事を認識しながら、さらに人材育成支援をしていきた
いと思う。
このコンサルタントのコラム一覧
このコンサルタントのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
このコンサルタントのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
このコンサルタントのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
このコンサルタントのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
このコンサルタントのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
このコンサルタントのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
このコンサルタントのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
このコンサルタントのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
このコンサルタントのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
このコンサルタントのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
同じカテゴリのコラム一覧
同じカテゴリのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
同じカテゴリのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
同じカテゴリのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
同じカテゴリのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
同じカテゴリのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
同じカテゴリのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
同じカテゴリのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
同じカテゴリのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
同じカテゴリのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
同じカテゴリのコラムへのリンク (YYYY年MM月DD日) |
|