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一体いつまで？ |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。今回のテーマは市場環境。
「震災後の消費の落ち込みはいつまで続くのでしょうか」。
中小企業経営者から、このような質問を受けることが多くなっています。
一日も早く、元の状態に戻って欲しいという願いを込めて
消費の自粛ムードに諦めながら、状況の好転を待っているのです。
行き過ぎた消費自粛や、震災の影響によるサプライチェーンの綻び
或いは停電による操業停止も時間の経過とともに解消されていくことでしょう。
しかしながら、被災地の方でなくとも今回の大災害の経験は人々に共有され
消費に対する価値観を一変させました。
従来の高品質、高機能、利便性といった高付加価値や低価格といった基準から
資源や環境、安全性や素材へのこだわりなどが、より重視されるかもしれません。
同時に、製品やサービスを提供する企業の姿勢に対しても
今まで以上に厳しい目が向けられることでしょう。
市場は、そして消費者の価値基準は大きく変わり
もはや震災前の状態に戻ることは無いでしょう。
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変化することでのみ成長できる |
我々は、国を挙げて復興に向けて立ち上がらなければなりません。
そして、大多数を占める中小企業こそがその中核を担うことになるのです。
そのためには現状を直視し、来るべき市場の変化に備え体制を整え
自らもまた、変革して行かなければならないのです。
消費者の評価を得られる企業行動、地球に優しい製品やサービスの提供。
雇用の確保や地域貢献。経営資源の再配分によるムダの排除。
次に備え、為すべきことは山積みです。
復興に向け、先ずは方針を決めることから始めませんか。
徒に時を待っても、事態の解決にはならないのですから。
私も微力ながら、お手伝いいたします。（※）
今日の一言： 変革ができれば、復興見えてくる
（※）4月25日、チャリティセミナーを開催します
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