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二重の過ち |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。今回のテーマは企業経営。
ホームページをリニューアルしたからチェックして欲しいとご依頼の社長。
ブランド小物店のオーナー・デザイナーです。
早速確認してみると、トップページに散りばめられた無数のイメージ写真。
本来の目的であるショッピングページの入口は分かり難く、使い勝手も良くない。
あれもこれも、載せたいという想いが空回りして、結局何も伝わらないという状態。
順番が逆です。伝えるべき情報を如何に伝えるかという発想で制作すべきなのです。
しかし、更に驚いたことには、制作は1か月もかけて社長自ら行ったという事実。
その間、本来為すべき商品デザインや、様々な経営に関する諸業務が
疎かになっていたということです。
訊けば、震災後の影響で売上は激減しており、今後の立て直しに向け
課題は山積の様子。労作のホームページも大幅な改善が必要。
経営者として何をすべきか、しっかり考えてみてください。
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作っただけでは会社は回らず |
大手メーカーの開発畑出身のベンチャー社長。新製品の開発意欲は尽きず
次から次へと試作を進め、ついには経営資金に窮する有様。
いくら改良を重ねたところで、販売というステージに立たなければ意味はありません。
曰く、売るべき製品は作り、技術資料も揃っているのだから
それを売らない営業部門が悪いと。
ところが営業責任者に言わせると、社長は開発に掛かりきりで、営業は顧みない。
一体誰に、何の目的で販売するつもりで開発しているのか分からない。
製品資料といっても設計資料の束を渡されるだけなので、自分たちでさえ
理解できず、顧客に対しどのように説明すべきか苦慮しているとのこと。
事態は深刻です。
経営者としてなすべきこと、それは文字通り会社をマネジメントすることです。
即ち、企業内の必要な機能を把握し、最適化を図って行くことなのです。
自ら興味のあることだけを追っていたいのであれば、思い切って
経営は、誰か他の適任者に任せるべきでしょう。
様々な変革が求められるこの時期、経営者に課せられた責任は
今まで以上に重いものであるとの覚悟が必要です。
今日の一言: 最適化、目指して行動、順序立て
(※)経営者が今為すべきこととは何か。4月25日、チャリティセミナーを開催します。
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