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新発想で巻き起こした新風 |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。今回のテーマは新規事業。
我が家に話題の省エネ扇風機がやってきました。内外14枚のファンが
作り出す風は自然で心地よく、消費電力は従来型の1/10。
まさに扇風機の概念を覆すものであり、欠品が続出している人気商品といいます。
同じく扇風機では、ファンのないタイプも話題となっています。
モーターにスクリューを取り付けるという発想から生まれたという扇風機。
以来約100年が過ぎ、今やエアコンにとって代わられる運命かと思いきや
突如として表れた2つの新しい潮流。何れも消費者に新しい価値を提供する
画期的な新製品であり、それなりに市場を開拓したことでしょう。
しかしながら、その市場価値を決定づけたのは、震災とその後の影響による
節電という国民的な流れであることは間違いありません。
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環境変化を追い風にできるか |
震災の影響により落ち込んだ経済、意気消沈し停滞する産業界。
こうした状況を打破すべく、復興に向けた積極的な取り組みが始められています。
個人の欲求や性能・利便性の追求という従来型の価値観から
エコロジーや共生など、社会的価値にシフトしてきた新潮流。
新しい価値観が生まれてくれば、それに伴って新しい市場が形成されます。
消費者のニーズに応えることができれば、市場を獲得できるのです。
ある室内環境関連の設備メーカーでは、従来の消臭除菌に加え
アロマを組み合わせて冷感効果を付加した新製品が話題です。
アパレル各社は、新しい冷感素材を使った肌着の販売を競い合い
秋冬商戦に向けた保温素材の開発に鎬を削っています。
安全や防災に関する製品は、次々と世に送り出されています。
とりわけ、この分野における注目は子供と老人といえましょう。
消費者心理の移行や社会環境の変化は新規事業のチャンスでもあります。
とりわけ中小企業にとっては、持ち前のフットワークが活きてきます。
扇風機のように、従来の製品に新しい付加価値を与えるもよし。
全くの新発想で、潜在ニーズを引き出すもよし。
新規事業の季節到来。
ここはひとつ、積極的に打って出たいものです。
今日の一言: 小回りを利かせ、乗り切れ新潮流
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