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何れも、陥り易い事例ですが |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。今回のテーマは新規事業の進め方。
前回に続き、新規事業に関する話題。
現在、同時進行で3つの新規事業案件に関わっています。
業界も、事業内容も全く異なるのですが、その進め方における問題点も三者三様。
何れも、新規事業を進める上で陥りがちな事例ですのでご紹介しましょう。
1社目は、とにかく走りたがる。商品の試作ができたら社長自らこれはいけると絶賛。
早速、自分の想いだけで突っ走り、思い付きで電話を架けまくっています。
商品売り切りの短期的な商売ならばいざ知らず、5年、10年と
継続させるビジネスをお考えならば、それなりの事業コンセプトが必要です。
どのような位置付けで、誰に対して提供する製品/サービスなのか。
それがなければ、たとえ瞬発力で売れたとしても、決して長続きはしないでしょう。
2社目は対照的に、議論ばかりで前に進まない。
一つ課題を見つけては製品に改良を加えたり、テストを実施したりの繰り返し。
新規事業は仮説と実行、そして検証を繰り返しながら進めて行くものです。
仮説に仮説を重ねて議論しても何も得るところはなく、商機を逸してしまいますよ。
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コスト意識が重要です |
そして3社目。製品のコンセプトが決まり、ターゲットも明確に。
対象市場の予備調査も終え、いよいよテストマーケティングの段取りを打ち合わせ。
ここで議論百出、あれもやりたい、これもしたい。広告から販促
プレミアムグッズやらイベントやら。一体いくら予算があるのですか?
充分な予算を組んだ大企業ならともかく、中小企業が勝負をかけて、もし失敗したら
企業にとっての死活問題です。新規事業にはリスクがあることをお忘れなく。
それに準備期間。新規事業の準備期間は費用だけが発生しているのです。
なるべく期間を短縮し、更にはテストでも売上に直結するような思考法が重要です。
メンバー全員がその様な思考を持って臨めば、ムダ無く進めることができます。
『何を』『誰に』売るのか。このシンプルな前提を元に『どのように』を詰め実行する。
いつ売上が上がり、利益がでるのか。新規事業に寄せる期待のあまり
最も重要な経営上の課題が置き去りにされてはいけません。
今日の一言: 新規事業、基本忘れず、速やかに
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