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実際の成果を示すことで行動を促す |
先日、ある企業の方からいただきましたメールの一部を紹介します。
「見積ソフトの試算は、大物部品で試算額に差が大きくありますので、弊社の現状の取引
価格をデータベース化して、見積ソフトの設定値を変更して行きたいと考えています。」
この会社では、社長がある購入部品に目をとめ、その価格を聞いて、「これは高い。すぐ
に見直しなさい。」という指示のもとに、弊社の加工品見積ソフトを導入いただいた企業
です。
そして、その際には、その会社で社長の指摘を受けた大物部品を弊社の見積ソフトで算出
し、現在の購入している金額と比較しました。
その結果、差額が大きく、コストダウンできるであろうと判断されました。
しかし、担当の方は、本当に見積ソフトの金額でいけるのかという不安を持っていたた
め、見積ソフトの金額に近い価格で部品の作れる会社を弊社で紹介しました。
その後、この会社では、私の紹介した企業に複数の加工品の見積を依頼し、見積ソフトに
近い金額で購入可能であることを確認しました。そして、工場長調査などを経て、部品の
発注になりました。
紹介した会社によって、発注した品目について、20%強のコストダウンを見込むことが
できます。
さらに、この会社でこれから導入したい技術についても、紹介した会社が保有してます。
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目先の成果だけにとらわれないことが大切 |
紹介したメールは、部品の発注後に送られてきたものです。この内容を読みて、驚きまし
た。弊社では、加工品の見積ソフトや新規の協力会社の紹介を通して、会社の課題や問題
点を指摘したのですが、その内容がすっかり忘れさられているのです。
一例を掲げますと、この会社では、加工部品を協力会社に依存しています。
そして、協力会社が、どのような作り方をしているのかを知らず、その作り方が、最適な
コストを求めたものであるかを判断できないのです。
このため、この会社の現状の作り方ともっと適した作り方と、そのコスト、差額を示した
のです。
しかしメールでは、現状の取引先を中心に、見積ソフトの基礎データを合わせると書いて
あります。
このままですと、新規に安価な協力会社が増えたということでのコストダウン成果は上が
りますが、現状の会社としての課題や問題点は改善されません。
コストダウンの成果とは、単にコスト削減できたということでなく、本当の課題を解決す
ることが大切です。
次のステップで、この指導を進めるつもりです。
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