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いい加減にしろ! |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。テーマは、ビジネスメール。
唐突に届いた1件のメール。
「都合により、本日の打ち合わせ、延期をお願いします。」とのみ記されていました。
届いたのは午前11:00。件の打ち合わせとは、同日13:00に予定されていたもの。
ちょうど、訪問のための準備を進めていた時のことでした。
そもそも、事業計画をお手伝いしていた案件のプレゼンテーションに
同行して欲しいと依頼されたのが先週末。
期末の繁忙期ながら、同社にとっての重要性を考慮してスケジュール調整したもの。
あまりの非常識ぶりに怒り心頭に発し、思わずパソコンのキーボードを乱打。
どういう理由なのか。何故電話でなくメールなのか。
延期ということは、この上まだ依頼するというのか。そもそもお詫びは無いのか。
打ち上がった文案は、我ながら惚れ惚れする出来栄え。
相手の非礼を、完膚なきまでに叩きのめす内容でした。
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一息入れて |
もちろん、そのメールを送信してはおりません。
自らの心を鎮めるための、一種のおまじないです。
誰しも、怒りの感情に任せた行動は大きな失敗を招くもの。
一旦感情が鎮まるのを待つのが上策というものです。
ましてやメールという文明の利器は、面と向かっていない分無機質で
必要以上に感情が表れてしまう場合があります。しかも、取り消しが効かない。
お電話して状況を伺うと、どうやら電話でのアポイントが1日ずれていた模様。
これこそメールで確認しておけばよかったという内容です。
相手が勘違いしていると息巻く社長は、その憤りを収集できぬまま
私にメールを送信したようです。
その間に気持ちが収まったようで、たいへん失礼しましたと恐縮されていました。
普段は立派な紳士にして、時にこのような失敗を招くのです。
もし、私があのメールを送信していたら、果たしてどのような結果になったことか。
直接の面談、手紙、電話、メール。
様々なコミュニケーション手段がありますが、状況に応じて適切に使い分けたいもの。
そして、顔の見えない書面では、感情も上手くコントロールしなければなりません。
今日の一言: そのメール、送信前に深呼吸
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