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小学校での学習から |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。テーマは、戦略構築。
娘の通う小学校で、自分の住む街を探検し、名所や商店などを取材して
それを基に記事を書いて新聞を作るという学習をしています。
先日、その学習の一環として、実際の新聞記者の方をお招きし
取材のやり方を教えていただくという授業があり、公開で実施されました。
限られた時間、相手が小学生ですので、特別なノウハウというものではありませんが
子どもたちに取材活動への興味を抱かせるという意味は大きかったように思います。
今の時代、パソコン教室など、デジタル教育も必要ですが
実際の現場を訪れ、取材を通して自らの五感で感じることの重要性を知ること。
そのことを理解すれば好奇心が刺激され、日常生活における様々な事象に対し
自ずから幅広く興味の目を向けるようになります。
それを編集し記事にする過程では、図鑑で調べたり、インターネットで検索したり。
それら二次情報は、後工程で使うべきものという認識ができます。
そして、実際にでき上がった記事をプレゼンテーションすること。
何を、如何に伝えるか。表現力が磨かれます。
実にこれらは、新規事業の立案や事業戦略を構築する上で
欠かせない要素でもあるのです。
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プランナーに必要な要素 |
調査や企画というと、先ずインターネットでという方も多いのではないでしょうか。
もちろん、多くの情報を瞬時に集める優れたツールであることは間違いありません。
しかし、あくまでも企画の補完のためのツールではあって
そこから独自の企画は生まれないということを理解しておかねばなりません。
ドラッカーの経営書を諳んじていれば優れた経営者であるわけではないのと同様
二次情報の集積からは、実現性のある企画は生まれてこないのです。
人間の感覚は、意識しなければ機能を発揮しません。
例えば、赤色を意識して部屋を見回せば、目を瞑っても赤いものが想起されます。
反面、他の色のものを想起するのは非常に困難であり
或いは、かなり大きなものであっても見過ごしていたりするものです。
したがって、興味の対象を広げ、常に五感を研ぎ澄ませておくことで
小さな事象から大きな情報を得られるのです。
その情報を取材し、深堀りして磨くことで精度が高まります。
更に、別の情報と組み合わせたり編集することで、新たな価値が加わります。
こうして構築された企画や戦略は独自性があり、実現性も高いものとなります。
情報過多の時代だからこそ、取材力と編集力が問われるのです。
今日の一言: 企画力、先ずは五感を研ぎ澄ませ
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