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似て非なる・・・ |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。テーマは、新規事業。
先日お会いした、マーケティングの大先輩。
私の標榜する「成功確率80%の新規事業って本当なの?」と訝しげ。
ご相談戴いたすべての80%ではなく、事前調査(フィジビリティ・スタディ)を経て
お引き受けした案件が対象である旨説明するとご納得。
曰く、それでは中国の弁護士みたいなものだね。
裁判での高い勝率を維持するため、勝ち目のない訴訟は扱わないのだそうな。
真偽はさておき、合格率を高めるため国家試験の受験者を絞る私立医大や
成功率を高めるため困難な手術を行わない病院などは、よく耳にする話です。
これらの共通点は、何れの場合も自身の評価を高めるために
予め対象を絞り込んでいるということです。
一方、私が成功の見込みが低い新規事業案件をお引き受けしない理由は
顧客企業の損失を回避するためであり、全く意味合いが異なります。
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顧客企業にとって最良の選択肢 |
一般に、新規事業の成功率は10に一つとも言われます。
既存事業に比べ大きな労力を要し、リスクも伴います。
ですから、スタートに際しては、相応の覚悟と準備が必要です。
ところが、実際には単純な思いつきで着手してしまうケースが多いのです。
こうしたリスクを、可能な限り事前に回避し、事業の成功可能性を高めるため
専門家によるフィジビリティ・スタディをお勧めしています。
私の場合、その結果成功の可能性が低いと判断されれば
当該事業を取りやめるか、或いは計画の変更をご提案しているのです。
中には、新規事業より、むしろ既存事業の強化の方が急務であると判断され
そちらをサポートさせて戴くというケースさえ珍しくありません。
あくまでも、顧客企業にとって「最良の選択肢は何か」が基準であり
新規事業ありきでも無ければ、ましてや自身の成功率云々でも無いのです。
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成功確率80%の真実 |
そもそも、フィジビリティ・スタディの結果、潜在的な成功可能性が50%以下の
新規事業はギャンブルであり、中止すべきというのが持論です。
「成功確率80%」というのは、潜在的な可能性が50%以上の案件につき
戦略次第で80%にまで高めることを標榜したテーマでした。
実績に基づいたものではなかったのですが、手掛けた案件が100を超え
その実績を振り返ってみると、成功率が80%を上回っていたのです。
しかしながら、それはあくまでもデータ上の結果に過ぎません。
目指すは、顧客企業のご満足。目標は、常に100%です。
今日の一言: 目標は、顧客満足100%
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