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新商品の導入は・・・ |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。テーマは、付加価値の創造。
売上向上の方法として、新しい商品やサービスの提供は有効です。
ただし、その際留意すべき点は、目的を明確化することです。
自社の都合で、単に新しい商材ができたから提供するというのではなく
お客様に対してどのような付加価値を提供できるかという視点が重要です。
そのためには、自社のお客様が何に満足し、或いは不満を感じているのか。
何を求めているのかを把握する必要があります。
分かり易い例として、コーヒーショップにおける軽食メニュー導入を考えてみましょう。
お客様が求めているものは何でしょうか。
挽きたての香り高いコーヒーを片手に、ゆったりとした時間を過ごしたいお客様には
コーヒーの味を引き立てる軽い焼き菓子が相応しいかもしれません。
昼休みに、ランチ後のコーヒーを楽しむサラリーマンやOLには
手軽に食べられるカップ入りのデザートが求められるでしょう。
商談に使うビジネスマンには、軽くつまめる皿盛りのスナック菓子が似合います。
夏の日の午後には、冷たいデザートが欲しくなります。
このように、お客様が自店に求める価値は何かを把握しておかなければ
提供するサービスが的外れとなり、かえって価値を下げることになりかねません。
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今ある価値を損なわないこと |
では、新しいお客様の獲得を目的とした場合はいかがでしょうか。
再び、コーヒーショップを例に考えてみましょう。
ランチタイムを過ぎたオフィス街に、ショッピングを楽しむ女性客を
取り込みたいのであれば、ケーキセットがピッタリでしょう。
サンドウィッチ等のテイクアウトメニューを導入すれば
ランチ後から、ランチ需要に参入できるかもしれません。
営業途中に一息入れるビジネスマン向けに
残業に備えた軽食メニューを提供するのも効果的です。
新メニューだけでなく、サービスも同様です。
香り高いコーヒーに相応しい、高音質な音楽を提供するスピーカーの導入。
待ち合わせや時間調整のお客様に配慮した大きな時計や
商談利用者のためのパーティション設置も良いでしょう。
重要なことは、既存のお客様にとっての価値を損なわないこと。
その上での付加価値創造であり、新客の獲得です。
今日の一言: ターゲット見極め、自社の価値磨け
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