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戦い終わって・・・ |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。今回のテーマは、新規事業。
年の瀬の総選挙も終わり、候補者も支持者も、その結果に悲喜交々。
中には、ごく僅かな票数で次点に泣き、文字通りあと一歩という結果も。
しかしながら、結果を知るのは開票後。
選挙戦の最中は、脇目もふらず全力で取り組んでいるはずです。
時には、事前の下馬評に気をよくして手抜きをしたばかりに
蓋を開けてみれば落選の憂き目に遭うということも。
途中で結果が分からないという点においては
新規事業の立ち上げに似ています。
選挙戦であれば、途中で投げ出すことはないでしょうから
周囲に惑わされることなく、投票前日まで全力で臨む以外に選択肢はありません。
一方、企業の新規事業においては、闇雲に全力を尽くしたものの
結果は上手く行かなかったでは済まされません。
事は企業自体の存続に関わることさえあるのです。
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撤退も選択肢の一つ |
新規事業を計画する際、当然のことながら、成功させる為の企画は最も重要です。
しかし、撤退条件を計画に盛り込むことも忘れてはならないのです。
計画が進行し始めたら、関わるスタッフは只管成功に向けて全力を尽くします。
すると、たとえ思わしくない状況にあっても、何とか前進しようと無理をします。
担当者レベルはそれで結構ですが、経営レベルにおいて客観的な判断を誤れば
失敗に向けて盲進し、或いは傷口を広げる結果に陥りかねません。
だからこそ、事前の計画段階で進捗状況の確認時期と要件を規定し
撤退の判断基準を設定しておく必要があるのです。
資金力、人材、技術力を主体とした自社の体力と、市場や競合を中心とした
外部環境の変化を評価勘案して、事業の進捗状況を見極めねばなりません。
政権の交代、不安定な国際関係、そして悪化が深刻化する経済情勢。
めまぐるしく変化する経営環境に対応し、的確に修正して行きます。
続行か修正か、はたまた撤退か。あと一歩の想いにメガネを曇らせることなく
正確な状況把握に基づく、的確な経営判断が求められます。
企業の生き残り、そして成長の源泉として欠かせない新規事業への取り組み。
それが却って命取りとならぬよう、安全装置をお忘れなく。
今日の一言: 撤退も 計画の内 新事業
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