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再生計画書作り |
借入金の返済がままならなくなり、金融機関にお願いして返済を猶予いただく局
面になると、経営改善計画書や事業再生計画書の作成を要求されます。
求められる計画書は何十ページにおよぶような書面・資料になることが多いです。
こういった資料の作成になれていない(大抵の方は初めての経験)と、この対応
にてんやわんやの状況となります。
計画書作りには大変労力を要しますので、いつのまにか計画書作りが事の中心に
なってしまいます。
再生計画は、基本的に売上については増加・成長をあまり(ほぼゼロ成長)見込
まず、減少を食い止める程度にして、コスト削減による収益良化を目指すのが一
般的です。営業というのは見込みづらい項目ですからね。
ということは、あとどのくらいコスト削れるの?というところさえしっかり抑え
てしまえば、計画数値自体はすぐに埋めることができます。(ホントにコスト削
減可能なのか、どうやって削減するのか等は考え抜かないといけませんが)
数字が出来てしまえば収益予想が当然見えてきます。収益が予想できれば、お金
がどのくらい残りそうなので、どのくらい返せて、完済までに何年掛かるという
ことがわかりますね。
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計画書はあくまで設計図 |
さて、ここで忘れていけないのは、計画書を作るのが目的ではない、ということ。
計画書はあくまで、経営改善の、事業再生の設計図です。
リスケが目的ではなく、コスト削減が目的ではなく、これらは再生するための手段。
目指すべきゴールは「会社を再生すること」なのですね。
ついては、できた設計図をどうやって実現するかが一番大事。
実現するのは誰か、人ですね。会社で働く従業員さん、経営陣、それぞれがそれぞ
れの仕事をきちんと考え、しっかり行動する、してもらう、これが一番大切です。
やる気をもって働いてもらうにはどうすればいいか。
これを考え、改善の戦略を導き、実行していくことが再生の実現には必要です。
再生計画はあくまで会社再生の設計図です。
いくら良い設計図も実際に組み立てられねばただの紙切れです。
自分たち(←「たち」が重要)は再生するんだ!という気概を持って、社員一丸と
ならねば再生実現はおぼつきません。
計画作りだけでなく、その数字を作るのは人だという観点を忘れずに。
企業は人なり。
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