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価値を生んでいるか |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントを
お届けする『マーケティング小咄』。今回のテーマは、時間価値。
1日24時間、1年365日、時間は万人に等しく流れます。
しかし、長さは等しくとも価値は人それぞれ、状況次第で異なります。
楽しく過ごせば同じ時間も短く感じられ、つらい時間は長く感じます。
前向きな時間は価値を創出しますが、後ろ向きの時間は浪費です。
同じ労働時間であっても、創造的活動に費やせば足りないと感じ
非創造的に過ごせばこの上なく長い時間となります。
社内において、もし後者が多数であれば、時間を浪費する社員を抱え
無駄の垂れ流しをしているようなものです。
無駄をなくすために先ず為すべきことは、業務目的の明確化です。
目的が明確でなければ意欲は失われ、労働が苦痛となります。
目的を明示した上で目標を設定し、達成を評価することです。
正当な評価は意欲を向上させ、生産性を高めます。
更に、上を目指すためには自ら判断させる裁量権を与え
同時に責任を課します。裁量権を伴う責任は、人を成長させます。
これは、業種や業務内容にかかわらず
あらゆる組織のモチベーションアップに関わる原則です。
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時間はあっても暇はありません |
しかし、時間の価値について理解できていない方は
経営者レベルにおいてもいらっしゃるものです。
面談の申し入れに「今日はお時間ありますか」などという
電話やメールを平気で寄こす方がいらっしゃいます。
これでは「今日暇なんだけど、ちょっと会えない?」と言っている
学生同士の会話のようなものです。
ビジネスにおいては、物理的なスケジュールではなく
会うか否かは、目的が判断基準となります。
ですから、目的と所要時間を告げた上で
面談の可否を伺うのが当然の方法となります。
平気で先述のような申し入れをするような方は
恐らくご自身の時間も浪費しているのであろうと察せられます。
たとえスケジュールをびっしりと埋めたところで
そこで費やされる時間が創造的でなければ浪費に過ぎません。
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脳内スケジュール |
創造的な活動をしている者にとって
スケジュールとは脳内に在ると言えるのではないでしょうか。
例えば、ある企画を立ち上げる際
企画書の制作に要する時間は1時間だとします。
しかしながら、企画の本質はコンセプトや枠組みであり
企画書は単なる書類に過ぎません。
枠組み作りに要する時間は数分のこともあれば
数週間を要する場合もあるのです。
その間坐して頭を捻っているわけではなく、むしろ脳内に
フォルダを作成し、いつでも素材を放り込むイメージです。
ですから、時間があるかと問われても、物理的な時間はあるが
脳内スケジュールはいっぱいという状況が一般的です。
それでも、物理的なスケジュールさえ開けておけば、必要な人
と会い、必要な情報を得るための時間は創出できるのです。
時間価値を高めるために為すべきことは
手帳ではなく、脳内スケジュールを埋めることです。
今日の一言: 手帳より 脳内埋めよ スケジュール
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