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今、すべきこと |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントを
お届けする『マーケティング小咄』。今回のテーマは、戦略的経営。
11月もいよいよ最終週、今年も残すところ1ヶ月余となりました。
例年、この時期には年末の資金繰りに関するご相談が増加します。
しかし、今年は決済資金に苦慮してのご相談は少なく
新規事業に向けての前向きな資金相談が増えているように感じます。
この春からの、金融機関の中小企業への融資緩和傾向により
ここ数年逼迫していた資金に、多少の余裕ができた証でしょう。
では、今なすべきことは何でしょうか。既に決定している
消費増税をはじめ、来年は大きな変化が予想されます。
景気動向自体は、中小企業にとって大きな影響はありません。
むしろ、消費者心理と金融市場の動向こそ大きな問題です。
ですから、予測される変化に備え、市場環境の変化に
左右されることの無い、戦略的経営を構築する必要があるのです。
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市場の変化にブレの無い経営 |
戦略的経営とは何か。
一言でいえば、経営状態の可視化です。
何を目指し、今どのような状況で、何が課題でどう対処すべきか。
こうした経営上の意思決定を迅速に実行するための仕組みです。
既に経営プロセス管理のソフトを導入しているとか
月次決算で確認していると仰るかもしれません。
しかし、管理ソフトも、そこから排出されるデータも
あくまでも経営分析するためのツールに過ぎません。
それを活用し、的確な意思決定に活かしてこそ
初めてその価値があるというものです。
排出されてくるデータありきで、そこから何ができるのか
というのでは本末転倒も甚だしいと言わざるを得ません。
先ず、経営戦略上必要な情報は何かを吟味して
その上で必応なデータ収集の仕組みを作るのが当然です。
そして、得られたデータを分析して必要な情報を抽出し
的確な対策を講じるまでの一連のプロセスこそが重要なのです。
市場環境に左右されることの無い、戦略的経営の仕組み作り。
来春の運用に向け、今こそ着手すべき時です。
初回限定、1時間500円のワンコイン・アドバイス。
今なら、年内のご予約が可能です。
今日の一言: 経営に 戦略あれば 憂い無し
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