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成否の判断基準 |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントを
お届けする『マーケティング小咄』。今回のテーマは、新規事業。
秋以降、新規事業に関するご相談が増加しています。
春からぽつぽつと寄せられていたのが、一気に機運が高まったようです。
中小企業にとっては、長いトンネルから抜け出し
ようやく攻めに転じようという姿勢が伺えます。
外国企業からのご相談もありますので、海外から見ても
日本の市場に対する期待感が高まっているようです。
ところで、実際にご相談いただく案件の内およそ半数については
最初の段階で止めるようお勧めしています。
案件自体が的外れなものであったり、市場ニーズと乖離していれば
もとより可能性はありませんが、もう一つ重要な要素があります。
内容が稚拙であるとか、アイデアレベルだからということではありません。
優れたアイデアであれば、肉付けして事業企画にすることは容易です。
事業計画の精度や、ご質問のレベルなども
後で修正を加えれば済む問題です。
しかしながら、最も重要なポイントは、事業の位置付けです。
軸足をどこに置くのかという、経営者の意思こそが大切です。
難しい言葉も、飾った表現も必要ありません。
新規事業に対する意識や考え方が、成否を大きく左右するのです。
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新規事業の位置付け |
面白いアイデアを思いついた、面白い商材を見つけた。
新製品を開発したなど、きっかけは何れでも構いません。
それを新規事業としてスタートするに当たり
どのように位置付けるかということが重要です。
将来の事業の柱として育成するのか、分社化して新領域を目指すのか。
既存市場における優位性を高めるのか、新市場の開拓を図るのか。
どれだけの資金的な裏付けや余裕があるのか。
既存事業との整合性や、バランスはどうなのか。
新規事業は、創業とは異なります。
あくまでも既存事業ありきで考え、位置付けする必要があります。
仮に成功しなかった場合でも、会社の経営が成り立つように計画し
実行しなければならないのです。
新規事業が成功しても、既存事業が崩壊してしまい
結果として経営が行き詰るというケースも見てきました。
既存事業に見切りをつけ、新規事業に賭けるという場合もあるでしょう。
しかし、それは転業であって、新規事業とはアプローチが異なります。
軸足をどこに置くのか、新規事業をどう位置付けるのか。
これが明確でなければ成功は見込めません。
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今なら、年内のご予約が可能です。
今日の一言: 軸足を 決めねば姿勢 保たれず
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