『提携は 顧客第一 利他第二』

Facebook Pageにて掲載しているミニコラム【今日の一言】より
加筆・訂正してお届けします。

 　  　『提携は 顧客第一 利他第二』

企業の成長や生き残りの策として
他社との提携は有効な手段の一つです。

しかし、現実を見ると提携が
必ずしも良い結果とはならないケースも多々あります。

失敗の根本要因の多くは、当事者同士が
自社の利益を優先して提携に臨んでいることにあります。

口先ではウィン−ウィンの関係と言って握手を交わしながら
テーブルの下では蹴り合ってポジション争いをしているようなものです。

企業の戦略において、第一に考えるべきことは
お客様の利益です。

提携においても同様に、顧客利便性なり提供サービスの質的向上が
見込まれることが先ず優先されるべきです。

少なくとも、提携によりお客様に不利益が生じることは
絶対に回避しなければなりません。

次に、提携相手にとってのメリットです。

相手にとっての提携メリットを考える際、ともすれば自社の都合で考え
実際より高く見積もってしまいがちです。

お互いの小さな思い違いからボタンを掛け違い
結局は破たんということになりかねません。

提携に当たっては先ずお客様。次に提携相手の利益を考慮した上で
自社にとってメリットがあるか否かを検討する。

それくらいの意識が必要です。

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