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意外な反響 |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする
『マーケティング小咄』。テーマは前回に引き続き広告について。
前回、広告業界を取り巻く環境について取り上げたところ、早速ご意見とお問い合わせを
頂戴しました。しかも、出稿サイドの企業と供給サイドである広告代理店の双方から。
時節柄、やはり関心の高いテーマなのかもしれませんね。お問い合わせ、ありがとうござ
います。
業界サイドの話は別の機会に譲ることとして、本日は出稿サイドである中堅メーカーの経
営者様より戴いたお問い合わせにお答えする形で進めて参りましょう。
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企業における広告人材と広告代理店 |
最初のご質問は、「優秀な担当者のいる広告代理店と付き合えば、社内のスタッフは不要
ではないか」というもの。
答えは否です。
広告代理店は、文字通り広告を売ることが目的ですから、立ち位置が全く異なります。
代理店の協力を引き出せるか否かは、むしろ企業側担当者の腕の見せ所。双方の有能な担
当者同士がパートナーシップを構築し、阿吽の呼吸で協力できれば理想的でしょう。
逆に、代理店を業者感覚で使う担当者は失格です。
次に、「外部から広告部門の人材を採用する際、広告代理店出身者がよいのか」というご
質問。
これは、陥りがちな誤解です。あくまでも人物次第ですので、代理店経験者が適している
とは限りません。実際に活躍されている方がいらっしゃる半面、期待外れと嘆かれる経営
者も少なくありません。
経験上、若手であれば自身のフットワークの良さ、ベテランであれば人を動かす力が不可
欠でしょう。もっともこれは、広告部門だけに当てはまるわけではありませんね。
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アウトソーシングという選択肢もあります |
企業の広告部門の人材は、自社で育成できればベストですが、時間がかかりますし、そも
そも指導者たる人材がいることが前提です。
次善の策として外部からの採用が考えられますが、優秀な人材となると年俸1000万円
以上もざらですので、中小企業にとっては慎重にならざるを得ないでしょう。
第三の選択肢として、アウトソーシングがあります。期待効果が大きい分野であり、採用
リスクや固定費を抑制する意味でも有効なオプションであると考えられます。
とりわけ、業務の請負と並行して、社内担当者への実務指導が受けられれば一石二鳥とい
えるでしょう。
最後に、広告に関してありがちな誤解をもう一つ。
それは、「料金の高い媒体(≒発行部数の多い媒体)が良い媒体である」という誤解。
老若男女、津々浦々全てを対象としている大企業ならいざ知らず、一般に、目的とす
るターゲットはごく限定されています。
したがって、ターゲットである見込み客に効率よく訴求できる媒体こそが、自社にとって
良い媒体なのです。
そして、それを見極めることこそが、企業における広告担当者の主たる役割です。
今日の一言: 外注(アウトソーシング)を、使いこなして効率化
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