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早いがお得 |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントを
お届けする『マーケティング小咄』。今回のテーマは、新規事業。
8月に入り、お盆の休暇シーズンを前にどことなく緩んだ空気が漂うこの時期。
集中して企画を練るには絶好のタイミングでもあります。
今年は例年になくオープンセミナーを増やしたこともあって
新しいお付き合いも増えました。有難いことです。
前半を振り返ると、昨年からの案件も含め4つの新規事業がスタートし
今秋に向け、3件が準備を進めています。
スムーズに計画が進行するものもあれば
かなり難航するケースもあります。
その原因を辿ると、ご相談いただいたタイミングに起因する場合が多いのです。
計画の初期段階でご相談いただいた場合は、概ね計画通り進行します。
修正すべきポイントを変更しながら準備を進めるので
無駄な作業やコストが発生しません。
更に変化に対応すべく、オプションプランも整えているので
スタートしてからも、大きく計画を変更する必要がないのです。
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遅れると様々な弊害が |
一方、ある程度計画が進行中の案件についてご相談いただいた場合
正当に評価して見直すべきご提案をしても、修正が困難な場合があります。
時間的にもコスト的にも追加の負担が発生するため
できる限り軽減すべく、余計な作業が発生し、効率が悪いのです。
とはいえ、中途半端な対策で、事業自体が失敗に終わったら
その損失は膨らむばかり。それでは本末転倒です。
実際、元の計画を拝見して改善提案をしたにもかかわらず
既に準備ができているから変更できないとご判断されるケースもあります。
一体、何のためのご相談だったのかと首をひねりながらも
会社としての意思決定であれば、どうぞご自由にという他ありません。
中には、案の定といっては失礼ながら、事業が頓挫されて
何とか立て直しできないかと再度ご依頼を受けることも。
立て直しに要する時間とコストは、初期段階に比べ数倍に膨らみます。
それでも、立て直しにより収益化が見込めるのであれば善しとすべきでしょう。
何れにせよ、早い段階での第三者チェックは新規事業を加速させ
遅れれば、修正に要する時間とコストは増大します。
秋に向け、新規事業をお考えであれば
ぜひ、早期に、専門家にご相談されることをお勧めします。
今日の一言: 初期相談 早く、安くて 上手く行く
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