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コンセプトが原点 |
コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントを
お届けする『マーケティング小咄』。今回のテーマは、新規事業。
新規事業を検討する際、先ずは商材が先決であるとか
否販路が先であると議論する場面を見かけることがあります。
しかし、新規事業において最初に取り組むべきことは
何れでもなく、コンセプト作りです。
もちろん、新規事業を検討するに際しては
基となる素材やアイデアがあるはずです。
もしくは余裕資金があり、既存の販路を使って
何か新しいビジネスを立ち上げたいという場合もあるでしょう。
商材であれ販路であれ、自社の資源を使って
どのような価値を創造できるかというのが発想の原点です。
この場合の価値とは社会に対する付加価値であり
自社の利益とは異なります。
自社にとっての収益性や、取引先に対する優位性は
後で考えればよいことです。
先ずは社会的意義のある事業という前提が無ければ
継続的事業として成り立たないものとお考えください。
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新規事業に価値はあるか |
当該事業により、誰に対してどのような価値を提供できるのか
ということが、事業コンセプトの核となります。
同じモノやサービスであっても、相手次第で価値は変わってきます。
自社にとって無価値のモノでも、価値を感じる相手もあります。
ですから、モノありき、売り先ありきで考えていては
社会的価値の最大化を図ることはできません。
とはいえ、こちらの思惑とは別に、実現性という壁もあります。
実現性のないアイデアは、机上の空論です。
社会的価値ありきで、実現性を検討するのが次のステップです。
こうして固められたコンセプトは、事業計画の柱となります。
いつ、どこで、誰に、何を、どのようにという全ての計画が
コンセプトに沿って組み上げられていきます。
コンセプト無しに方法論を組み立てたところで機能せず
事業として成立しません。
これがブレてしまえば方向が定まらず
右往左往の末、事業が行き詰ってしまいます。
明確なコンセプトに基づき構築された事業計画は
状況に応じて修正も容易であり、成功する確率が高まります。
コンセプト無くして、事業は成り立たず
各論についての議論は不毛であると言わざるを得ません。
今日の一言: 新規事業 決め手は価値の 有無に在り
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